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【CCC開設科目】地域での取り組みに参加して


【CCC開設科目】地域での取り組みに参加して

2017年12月18日

CCC開設科目「キズナプロジェクトB」のテーマは介護離職。学生たちは、社会問題になっている介護離職を学び、そのなかで自らの役割・出番を考えています。

今回は、天白渓カフェ和音(名古屋市天白区)に参加して、認知症カフェの取り組みを体験。参加者のみなさんから「年を重ねると閉じこもりがちになるけど、カフェがあることで外出のきっかけになる」「交流の場が生活にとって大切」「定年を迎えた男性は孤立しがちである」といった生の声をきかせていただきました。


今回受け入れてくださった天白区西部いきいき支援センター・八事福祉会のみなさんからは、カフェの説明に加えて、学生それぞれに出番があることを丁寧にご説明いただきました。そのなかで「カフェに参加してもらえるだけで、カフェの場が明るくなって、参加者がとても楽しんでいた」と御礼の言葉を逆にいただいて、学生たちは自分の出番を考える貴重な機会になったと思います。帰るときには「PRの面で協力できるかも」「よさこいでレクリエーションができる」「カフェのうたをつくりたい」といった声(自らの出番)が学生から出ていました。

天白区西部いきいき支援センター・八事福祉会のみなさん、ご協力を本当にありがとうございました。

★お写真は天白区西部いきいき支援センターの大島智さんからご提供いただきました。

★CCC開設科目「キズナプロジェクトB」授業概要と目標
いま「働き方」に注目が集まっている。「働き方」とは暮らし方でもあり、私たちが暮らす地域に深く関係する事がらである。仕事とライフイベントをいかに両立させるかというワークライフバランスの考え方は、働く人びとが“活躍する”ために不可欠であり、その実現には企業の取り組みに加えて、地域での支え合いも必要になる。そこで、本講義では、まず働く人びとが直面するライフイベントと仕事の両立の難しさを検討する。次に、わが国で社会問題になっている介護離職に焦点をあて、仕事と介護を両立させるための知識を得ること、そして地域の一員として自らの出番を考えることを目標にする。

編集: Kanajihiroshi

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