2019年7月に1人の学生さんが「自分の自宅にある外貨を何かに役立ててもらえないでしょうか。」とCCCに来てくれました。
話を聞くと、お父さんが亡くなられて遺品の整理をされている時に、お母さんと新婚旅行に行って使わずに残った硬貨が見つかり、「捨てちゃうよりも、ちゃんとこういうものも供養したいね」と託して下さったそうです。
そこから、彼のプロジェクトが始まりました。友人がチラシを作成して掲示し、CCCで外貨を集めてきました。今年、学生たちも少しずつ大学に来ることができるようになったのを期に、このプロジェクトを締めて、名古屋NGOセンターさんに大学で集めた外貨を持ち込みました。
心のこもった「思い出の外貨」から始まったこの活動で、世界のどこかの誰かが喜んでくださるといいなと思っています。
(CCCスタッフ秋田)
プロジェクト立上げ学生さんの感想
思いを繋いでくれたCCCの皆さんをはじめとして、NGOセンターさん、ポスターを作ってくださった方、外貨を持ってきてくださった方、他にも多くの助力を基に達成することができました。
今回のプロジェクトが、ほんの少しでも悩みを抱える誰かを繋ぐ一助になればと願っています。