こんにちは!ロイナムです!
私達は、コロナ禍で帰国できなくなったベトナム人技能実習生の方たちと
毎週オンラインで日本語交流をおこなっています。
彼らは現在、天白区の徳林寺に滞在しており、帰国するまでお寺を出る事はできません。
それまでの間、少しでも楽しい時間を過ごしてもらう事、
帰国後も役立つ日本語を勉強してもらう事を目的とし、活動をおこなってきました。
活動の中で特に意識しているのは、彼らの気持ちに寄り添う事!
「元気にしてる?」「最近何しているの?」など、少しでも心が軽く明るくなれるよう
相手とのコミュニケーションを大切にしてきました。
昨年7月半ばから、多くのベトナムの方たちと出会い、何度も帰国を見送ってきました。
活動を通してベトナム文化を教えてもらったり、
自分の知らない日本文化に気付かせてもらったりと、文化交流の場にもなっています。
また、ベトナム人技能実習生の方たちの実状を知り、生の声を聴いた事で、
彼らを取り巻く環境が見直されるべきだと強く感じるようになりました。
コロナ禍で帰国できずに行き場を失った技能実習生の方たちは、徳林寺の和尚さんに受け入れられました。
しかし、日本の制度を通して、必要な人材として彼らを迎えているのであれば、
帰国するまで国が責任を持って支援するべきではないでしょうか。
活動を通して、技能実習制度の抱える問題についても、多くの人に考えてもらえればと思っています。
(文責:ロイナム)